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Posted by ミリタリーブログ at

2013年05月12日

ロシア連邦軍で使用されるAK用光学照準器

<2014/9/30 記事訂正>

ロシア連邦軍で使用されるAK用光学照準器については記しておきます。
ゲームサイドでの話しではなく、現場サイドに沿った内容となります。


現在ロシア連邦軍で、AK用光学照準器として
制式に採用されているのは下記の通りです。
基本的にこれらの照準器はPKMやRPKにも装着は可能です。

1P29
1P63 Obzor
1P76 Rakurs
1P78 Kashtan

メーカーはNPZです。

ロシア連邦軍で使用されるAK用光学照準器においては
採用はしたけど配備は極少数に留まっていることが現実です。
米英軍などで採用されている
ACOG(Advanced Combat Optical Gunsight:高度戦闘光学照準器)のように
兵士に行き渡っていないのが現実なのです。
個人的には配備する気あるのか?という考えですが、実際の所は解りません。

1P29







AKMに1P29を装着している荒業を披露しています。

1P63 Obzor





1P76 Rakurs



1P78 Kashtan



この画像の兵士は6sh105(フローラ迷彩版)&AK103を使っている非常に珍しい光景です。

またロシア連邦軍ではドットサイトは制式採用しておらず兵士個人の購入扱いとなります。
有名なKobraドットサイトも、連邦軍兵士では装着する兵士は殆ど見受けられません。

Kobraドットサイトを装着した希有な例





近年において連邦保安庁・内務省所属特殊部隊員が、EOTech社のホログラフィックサイトシリーズを自身のAK74Mの装着しています。
連邦軍特殊部隊員でもEOTech社のホログラフィックサイトシリーズを
自身のAK74Mの装着した事例も確認できますが、極少数の話です。
中には海外製のドットサイトを載せてもいます。

連邦軍特殊部隊員













以下の画像はとても珍しい画像です



連邦軍特殊部隊員において、AS-VALにホロサイトを載せているのは今の所彼だけです。

ホログラフィックサイトと言えば
ロシアでもホログラフィックサイトを製造していることは殆ど知られておりません。


このサイトはколлиматорный прицел(コリメーターサイト)所謂ドットサイトでした 訂正してお詫び申し上げます。

ロシア連邦軍用歩兵戦闘システム“ラートニク”にて試験されています。
Коллиматорный прицел "Кречет"といいます。













以上 現場サイドから見たロシア連邦軍で使用されるAK用光学照準器事情でした


余談

一見すると西側でよく見られる、「ホロサイトドットサイト+ブースター」の組み合わせに見えますが、
ブースターらしきのは、暗視装置です。



ロシア連邦軍で使用される暗視装置について、書ける機会があれば書きたいですね  

Posted by CRS@空挺軍 at 21:26Comments(11)情報源