2015年07月19日
第45独立親衛特殊任務連隊着用迷彩服
ついに今年度最高のアイテムが到着しました!!
костюм камуфлированный Спецназ 'Лебедь'лето

あえて日本語訳にすれば「特殊部隊用戦闘服『白鳥』夏用」でしょうね。
何故この迷彩スモックが最高のアイテムなのか? これには深い理由があるのです。
2008年に著名写真家 Vitaly V. Kuzmin氏が、クビンカで開催された航空ショーにおいて
空挺軍所属特殊部隊 第45独立親衛特殊任務連隊(当時は連隊ですが、旅団化への格上げが決定)がデモンストレーションを行った画像を公開しました。
МАФ "Крылья Победы" в Кубинке часть 3 - Показательное выступление ВДВ (Aviation festival "The Wings of Victory" in Kubinka part 3 - VDV show)
http://vitalykuzmin.net/?q=node/69






この時に連隊員が着用していたこの迷彩服に、私を含め全世界のロシア装備愛好家は驚きました!
なんだこの迷彩服!??
ネット上で喧々諤々の議論を繰り広げましたが、誰一人明確な回答を出せませんでした。
この後南オセチア紛争が勃発し、第45独立親衛特殊任務連隊も出撃命令が下りました。
紛争の最中にも、この謎の迷彩服を着用した連隊の姿が確認できております。
しかもこの第45連隊しか着用例が確認されていないのです。
本当に謎の迷彩服でしたので、入手できたのはとても嬉しいものです!!
第45独立親衛特殊任務連隊 南オセチア紛争時





と前置きが長くなりましたが、この迷彩服についての詳細を見てみましょう。
全体的なデザインは、イギリスのArktis(アークティス社)が販売しているスロットボタン仕様のスモックに良く似ています。

ただし胸にベルクロポケットが追加、袖にもポケットが追加されていたりと細部に渡り色々変更されているのが特徴的です。
スボンにもポケットがあり、色々と物が入れられる仕様となっているようですね。
一応夏季用という名目ではありますが、生地が厚いので日本の夏には不向きです(笑)
この迷彩服は南オセチア紛争後でも、第45連隊以外は着用せずに同連隊のみが着用し続けましたが
現在では同連隊での着用は確認できておらず、短命に終わった迷彩服でもありました・・・






この迷彩服の迷彩パターンはIZLOMと呼称されておりますが、近年国内軍(内務省軍)特殊部隊に採用され始めている迷彩パターンに良く似ています。
IZLOM/SKOL迷彩
http://mountain3433.militaryblog.jp/e236372.html
しかし比較してみると迷彩パターンは似ていますが、色合いが違っていること気づきます。
IZLOMの亜種として認識するのが自然だと思いますね。

第45独立親衛特殊任務連隊 着用例





この当時の連隊は旧カラーのMOLLE SMERSHを愛用しているため、現時点での再現はとても難しいですが・・・・なんとか再現してみたいところですね。

костюм камуфлированный Спецназ 'Лебедь'лето

あえて日本語訳にすれば「特殊部隊用戦闘服『白鳥』夏用」でしょうね。
何故この迷彩スモックが最高のアイテムなのか? これには深い理由があるのです。
2008年に著名写真家 Vitaly V. Kuzmin氏が、クビンカで開催された航空ショーにおいて
空挺軍所属特殊部隊 第45独立親衛特殊任務連隊(当時は連隊ですが、旅団化への格上げが決定)がデモンストレーションを行った画像を公開しました。
МАФ "Крылья Победы" в Кубинке часть 3 - Показательное выступление ВДВ (Aviation festival "The Wings of Victory" in Kubinka part 3 - VDV show)
http://vitalykuzmin.net/?q=node/69






この時に連隊員が着用していたこの迷彩服に、私を含め全世界のロシア装備愛好家は驚きました!
なんだこの迷彩服!??
ネット上で喧々諤々の議論を繰り広げましたが、誰一人明確な回答を出せませんでした。
この後南オセチア紛争が勃発し、第45独立親衛特殊任務連隊も出撃命令が下りました。
紛争の最中にも、この謎の迷彩服を着用した連隊の姿が確認できております。
しかもこの第45連隊しか着用例が確認されていないのです。
本当に謎の迷彩服でしたので、入手できたのはとても嬉しいものです!!
第45独立親衛特殊任務連隊 南オセチア紛争時





と前置きが長くなりましたが、この迷彩服についての詳細を見てみましょう。
全体的なデザインは、イギリスのArktis(アークティス社)が販売しているスロットボタン仕様のスモックに良く似ています。

ただし胸にベルクロポケットが追加、袖にもポケットが追加されていたりと細部に渡り色々変更されているのが特徴的です。
スボンにもポケットがあり、色々と物が入れられる仕様となっているようですね。
一応夏季用という名目ではありますが、生地が厚いので日本の夏には不向きです(笑)
この迷彩服は南オセチア紛争後でも、第45連隊以外は着用せずに同連隊のみが着用し続けましたが
現在では同連隊での着用は確認できておらず、短命に終わった迷彩服でもありました・・・






この迷彩服の迷彩パターンはIZLOMと呼称されておりますが、近年国内軍(内務省軍)特殊部隊に採用され始めている迷彩パターンに良く似ています。
IZLOM/SKOL迷彩
http://mountain3433.militaryblog.jp/e236372.html
しかし比較してみると迷彩パターンは似ていますが、色合いが違っていること気づきます。
IZLOMの亜種として認識するのが自然だと思いますね。

第45独立親衛特殊任務連隊 着用例





この当時の連隊は旧カラーのMOLLE SMERSHを愛用しているため、現時点での再現はとても難しいですが・・・・なんとか再現してみたいところですね。

この記事へのコメント
嫁のお土産の迷彩と種類的に同じですね。私のは、夏用らしく、薄い生地でてきていて、上着はフード付きで、前はファスナー上げ下げです。
パンツの前は、昔から使われているボタンで、裾は、二重構造で下にずり上がり防止の2cm幅のゴムが付き、ブーツを履く前に外側の裾をめくり、ブーツをはいてから、裾を下ろします。また、ベルト止めの幅が狭く、従来のベルトが使えません。
パンツの前は、昔から使われているボタンで、裾は、二重構造で下にずり上がり防止の2cm幅のゴムが付き、ブーツを履く前に外側の裾をめくり、ブーツをはいてから、裾を下ろします。また、ベルト止めの幅が狭く、従来のベルトが使えません。
Posted by 井上政彦 at 2015年07月19日 15:04