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Posted by ミリタリーブログ at

2015年06月07日

FORT Technology Defender-2 MOLLE(Emerald)

ついに捜し求めていたアーマーの入手に成功致しました!!

FORT Technology  Defender-2 MOLLE(Emerald)



ネックガード等が付属した、ほぼ完璧と言える形です!!
色は黒でもよかったのですが、ここはあえてエメラルド色としました。

FORT Technology社(露:ФОРТ Технология)は、防弾関連装備を納入しているメーカーで
主にロシア連邦保安庁・ロシア内務省に納入し、アーマー・ヘルメット・シールドを納入しています。
最近は国防省にも納入しており、ロシア海軍歩兵がFORT社のアーマーを着用しています。
(国防省に納入する装備品には、GRAUコードが付与されるはずですが今まで聞いたことがありません)



基本的デザインはMOLLE無版と変化がありません。
実はタグではFORT Technology  Defender-2としか書かれていないので
多くのマニアはMOLLE装着仕様を「Defender-2 MOLLE」と呼称して区別を付けています。
FORT社にしてみれば、些細な問題なのかもしれません(あと見れば解りますし)
前面のMOLLE配置は色々なバリエーションがあり、何故このような配置なのか不明です。
設計担当者の趣味でしょうか??



両脇にサイズ調整用バックルが付加され、これでサイズ調整が可能です。
ただ両脇にあるので、装着したままでの調整はかなり難しいです。
邪魔くさいのかバックルを装着しなかったり、切り落としている隊員もおります(笑)



私の所持している旧型(あえてこう言います)と比べると、内部はかなり簡素化されていますね
FORT社のロゴは、社名が示すようなデザインでとてもカッコイイです。




Defender-2 MOLLEでは専用のバックとポーチが支給されるのですが
残念ながら専用バックは入手できませんでした。またポーチもバラ売りされていたのをちょこちょこと集めていました。
(黒色が混ざっているのは仕様です)




資料によればDefender-2 MOLLEの一式セットの構成は

専用バック
アーマー本体
AKマガジンポーチ×8(仕様違い4個×2)
SMG用三連マグポーチ×1
レッグガスマスクポーチ×1
ラジオポーチ×1
二連手榴弾ポーチ×2
ユーリティポーチ×1
ダンプポーチ×1


のようです。

ポーチが支給されることもあり、近年のロシア連邦保安庁所属特殊部隊員の間では
殆どの隊員が着用しており、絶大な人気があります。西側特殊部隊員のプレートキャリアみたいな立場ですね。
もっともロシアでもプレートキャリア着用者はおりますが、これから増えていくのは不明瞭ですね。

着用例



余談

Defender-2 MOLLEのエメラルドカラーを入手したのは、この隊員の装備構成に惚れ込んでしまい
是非ともこの装備の雰囲気を再現しようと考えたからです!!



かつてKGB/FSB所属特殊部隊の象徴であったAltynヘルメットと、世界の特殊部隊スタンダート迷彩となったマルチカムとMOLLE
が上手い具合にマッチしている装備構成であると私は感じまして、いつかこの装備を着用するんだ!と目指して早何年・・・・ようやく苦労が報われました!!
(このマルチカムはもう絶版品と聞いたとき、もう一セット買えばよかったと後悔しました)
完全再現ではないですが、それらしい装備構成に仕立て上げたいですね。

  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:04Comments(0)軍装

2015年05月27日

GEARLOG TETRA

GEARLOG TETRA

ギアログ実行委員会代表、東京装備 BAKA の morizo 氏初め関係者の皆様お疲れ様でした!!!

装備好きの為のゲームイベント「ギアログテトラ」が大盛況の中で開催

雨が降るかもしれない中で開催されましたが、当日はそんなことも無く快晴で暑かったです・・・



集団緊急展開軍 ロシア空挺軍 KSOR装備の初お披露目です!
やはり帽子とLv4服とデザートブーツがあれば完璧だったのですが(笑)
ロシアらしくない迷彩色ですが、サバゲーパークの雰囲気には合っていたと感じております(フローラ迷彩が台無しにしているとも言う)

参考装備



ゲーム写真



そして午後辺りには着替えまして・・・・

ついにこのブログを初めてから、ようやく全身デジフロ装備を着用しました!!!



再三某氏に「デジフロ装備でお願いしますね(ニッコリ)」と言われて続けてしょうがなく(ry
ちなみにこの装備構成は空挺軍ではなく、インド・ロシア軍合同山岳演習 Индра-2010(インドラ-2010)第34山岳自動車化旅団員のインド出発前の装備です(なんてマニアックな

参考装備



ゲーム写真



またギアログの楽しみの一つである、各軍のとのお祭り騒ぎも十分に堪能できました!
LE&海兵隊装備の皆様 寸劇に付き合って頂きまして誠にありがとうございました!!! この場を借りましてお礼申し上げます。




そして最後に(株)トミーテックのリトルアーモリーの最新作の一つである

LA010 LittleArmory AKMタイプ
http://www.tomytec.co.jp/1inch/la010.html

がついに発売となりました!!



パッケージイラストのAKM娘さんの装備考証を担当させて頂いております。



皆様のご購入とご意見をお待ちております!



それではギアログ・ファイナルにてまたお会い致しましょう!!!

写真協力 土佐猫氏・seom氏・satius氏・Wolverines氏  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:11Comments(2)サバゲ

2015年04月12日

ロシアPTT計画

去年2月に突如としてクリミアに現れたロシアぐ・・・・もとい「礼儀正しい人達」が着用していたPTTとヘッドセットが気になっていた人も多いと思います。

その一つがР-168-0.5УМと呼称されるものです。

私の執筆した本でも書きましたが、このような無線システムを大量配備した例は殆どありませんでした。



礼儀正しい人達の装着例



この無線システムは、西側諸国と違ってヘッドセットとPTTが分離しておらずラジオも専用となっているようです。
つまり米軍のようにヘッドセットやPTTをバラ売りしないということです・・・・無線システムなので色々と規制があります。
でも写真は色々とあり・・・目立つものですのでどうにかしたいものです。


                               逆に考えるんだ 無いのなら写真を元にPTTを作ればいいのではないかと!

というわけでこのР-168-0.5УМのPTTだけを作ってしまう計画を考えました!!
ヘッドセットは構造的に無理そうですが、PTTだけなら形状も簡単ですし無稼動のブローチだと思えばコストも低く済みそうです。
(市販のヘッドセットに対応するPTTですと、製造・調整だけでウン十万クラスになり私が死ぬので要望しないでください)
でも一個だけですと、コスト高になるので、数を作りたいと考えていますが・・・・希望する人数も解りません。

このおバカ企画に賛同する方がいらっしゃいましたら、コメント欄にご記入をお願い致します!



それはひょっとしてギャグで言ってるのか な企画ですが、本気です!!!!


確認事項

1) まだ業者へ見積もりも行っていませんので、発売時期は解りません。
2) PTTだけで、無稼動です。ケーブル等は付属しません。
3) 一人につき一個です。販売はお店の委託を考えています。
4) 予約ではありません、あくまでの個数の確認です。
5) 集計締め切りは、5月31日までとします。

集計受付終了致しました 皆様のご協力に感謝致します。

以上





しかし無線機本体やバッテリーを何処に収納しているのやら
写真だけだと解り難いのが難点です・・・


余談

なんだかんだで、装備が揃ってきました(笑)
お披露目できるのでは秋か冬でしょうね


  
Posted by CRS@空挺軍 at 20:08Comments(9)おバカ企画

2015年04月05日

ロシア連邦軍 常勤服

一昨年に採用が決定したロシア連邦軍の常勤服・制帽を手に入れました。

ロシア連邦軍 常勤服・制帽




Шойгу переоденет сотрудников в «офисную» форму со звездами




この常勤服は、ショイグ国防相発案によるものです。
採用に背景には、彼が長年勤め上げた古巣の非常事態省の常勤服を参考にしたものだと推測します。

非常事態相時代



ショイグ国防相にしてみれば、古巣の服に近く現場で動きやすい制服を採用したかったのは当然かもしれません。
この常勤服のデザインが大変不評で、「なんでこんなダサいんだ!!!」という怨念の声がロシアでは広まっています。
私なんかは最初見た時は作業着と思いましたけど
そして2014年度の対独戦勝記念パレードで大々的に公表されました。



パレードに登場したこの制服は、ジッパー止めではなく前面ボタン止めでした
となるとパレード衣装と常勤服は別々あるということでしょうが・・・・



陸軍や参謀本部勤務は緑、青色は空軍・空挺軍と兵科ごとに分かれています。
黒色は海軍と文官が着用するものと思われます。
現に黒色は国防次官 タチアナ・シェフツォーワが着用しております。

国防次官 タチアナ・シェフツォーワ




常勤服は下着と上下のセットが支給されます、帽子もありますが主に下士官向けみたいです。
また夏場用の半袖方、冬では専用のコートが存在します。
階級章や卒業バッジや勲章の付け方は、変更はありません。
袖賞類はベルクロ化され、付け外しが楽になったのは特筆べきことでしょうか。
また非常事態省制服と同じく、胸に所属と氏名を明記するパッチが追加されました。
これはロシア連邦軍が採用している迷彩キット「ВКБО」に準じたものでしょう。
興味深いのがロシア国旗ですね、四角形から楕円状へと変化してところです。

下着と制服上下



制帽

将官と将校でデザインが違います。




記章取り付け例とパッチ類



冬季コート




趣旨から少し外れますが、国防省内勤者のためのポロシャツもあります・・・・これも凄くダサいと評判です。




常勤服着用例

  
Posted by CRS@空挺軍 at 20:46Comments(2)軍装ニュース

2015年03月15日

【宣伝】イラストでまなぶ!ロシア連邦軍【宣伝】

イラストでまなぶ!ロシア連邦軍




●空挺軍:ロシア独自の戦力“空挺軍”について、その組織誕生の背景から現在の役割までを分析!
●特殊部隊:“開戦なき戦争”の時代にあって影の戦力として重要度を増す特殊部隊(スペツナズ)の変化を解説!


を担当させて頂きました、またそれぞれの分野にお詳しい方も参加しておりますので
ご購入宜しくお願い致します!!!。


礼儀正しい人たち”の解説では、兵士と猫の関係についても解説しましたので気になる方は是非に!!


















  
Posted by CRS@空挺軍 at 17:37Comments(0)ニュース

2015年01月20日

ギアログ3&宣伝

ギアログ3の参加者の皆様お疲れ様でした!
主催のMMR-Z及び代表者のmorizo氏 お疲れ様でした、次回開催も楽しみにしております。

ギアログ3では、ロシアではなくポーランドSFのGROMとして参加致しました。



普段のAKやロシア装備と違う側面があって、色々と面白い経験になったと思います。
次回はロシアか・・・・またポーランドかもしれません(笑)

波蘭と露西亜の友好が出来るのはギアログだけデスヨ



頭壊組様プロデュースのWEIMY CUP も非常に盛り上がりまして、私も参加しましたがこれは奥が深いゲームです・・・次回もチャレンジしてみたいと思います。
WEIMY CUPやMOH:WF合わせのことは後日詳細に取り上げたいと思います。

さてギアログ3に参加された方は、(株)トミーテックのリトルアーモリーの商品展示をご覧になった方が多数おられると思います。



画像はこちらよりお借りしました。
http://news.militaryblog.jp/e624980.html

リトルアーモリーガールズと一緒になるGROM隊員の図(笑)




最新作では東側の名銃である「AKM」が発表され、5月に発売になります。
ついに東側銃器がリトルアーモリーに登場です!!!

LA010 LittleArmory AKMタイプ
http://www.tomytec.co.jp/1inch/la010.html



そして 私 CRSがこのAKM製作のお手伝いをさせて頂きました!!
AKシリーズのさらなるバリエーション展開にご期待ください!!!
色々とバリエーションは考えておりますよ! 皆様のご購入とご意見をお待ちしております!!!  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:11Comments(2)ニュース

2015年01月04日

TWI PK-3タイプグリップ(電動ガン用)

皆様新年明けましておめでとうございます!!
本年度もこの拙いブログを宜しくお願い致します。

新年の初めての更新は、ようやく出回りつつあるZenit社製のレプリカパーツのご紹介です。
Zenit社製のレプリカパーツのお陰で、近年のロシア連邦特殊部隊のトレンドになりつつある
銃器塗装が楽になりますね(実物で失敗したらヤダですし)、タクティカルAKファンの皆様方もロシアAKタクティカルが組み立てることが出来て
嬉しいのでは無いでしょうか?



さて今回入手できたのは、TWI社 PK-3タイプグリップ(電動ガン用)です。



本物と同様にアルミで製作されております(絶縁処理をしようと思います、感電は嫌ですし)
本当に良く出来ていると思いますね、以前ポーランド人の個人製作品を入手しましたので比較してみたいと思います。

側面

左:TWI
右:ポーランド人の個人製作品




樹脂製と比べて一目瞭然です、造形的にもTWIが一番です、後発なので当たり前ですけどね。
ポーランド人の方も良くここまで再現したものと思います。
レプリカが出てきてしまったので、ポーランド人の方はもう製作を止めました。
でも大切に使いたいです、もう一丁に装着したいと思います。

下部

右:TWI
左:ポーランド人の個人製作品




下部でその違いがはっきり判明します。TWIのは本物にあるCR123A電池格納部が再現されています。
本物はCR123A電池を2個グリップ内に収納できます。

本物



細部までこだわったその作りは素晴らしいですね!

装着



構えると見えないパーツとはなりますが、装着していない時には一味違う光景になりますので換装をお勧めします。
またグリップ保持も通常とは違いますので、入手されることをお勧めしますよ!!

本物構成




またタクティカルAKをもう一丁製作したいと考えています(笑)
その時はTWI社製が活躍してくれるでしょう。
  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:13Comments(0)AKタクティカル

2014年12月15日

雷道(サンダーロード)への道

HR2014にポーランド特殊部隊 GROMとして参加し、装備もお借りした&ロシア以外もやりたいと思い始めてみましたので

来年度から本腰を入れまして!
雷道(サンダーロード)への道を切り開きたいと思います!!!



何故ロシアと宿敵同士のポーランドなのか?と疑問に思われる方が多いかもしれません。

このように



UOCでお世話になっている魔肖fujiwarą氏が連載している
「COMBAT MAGAZINE」のGROM特集の愛読者でもありますが、それ以前にアメリカ海軍特殊部隊 Navy SEALs に所属し亡くなった
クリス・カイル氏著作の「アメリカン・スナイパー(放題名:ネイビー・シールズ最強の狙撃手)」を読んだ際に
イラク紛争にてポーランド特殊部隊 GROMと合同作戦を行っていたことに衝撃を受けました。
ポーランドの特殊部隊がSEALsと合同作戦を行っていたことと、GROMとの交流は大変興味深かったです。
(カイル氏は公式にはお酒は飲めない立場でしたが、GROMが気前よくお酒を用意しカイル氏もありがたく頂戴したエピソードは笑えました)

そんな経緯もあり、頭の片隅にGROMのことがあったことと
ロシア連邦麻薬流通監督庁所属特殊部隊(FSKN)の部隊名がGROMということもあり良くネタにしておりましたが
HRへの参加が切欠で、ようやく本格的にGROM装備を集めたいなと思うようになったしだいです。

なおロシア装備を止めることはことさらございませんが、ロシア連邦保安庁所属特殊部隊の装備が西側化しているわけで
その対比の意味を込めて、GROMが使っている西側装備の勉学も進めて行きたいです。
まだまだ先の話ですが、ロシアのアルファとGROMの並んだ姿を撮って貰いたいですね。
同じマルチカム装備ですが、求める装備構成がまったく違う部隊ですので。



前置きが大変長くなりましたが、これまでに入手したGROMアイテムです。

スエズ迷彩服&GROMパッチ



ポーランド特殊部隊に配備されている戦闘服はマルチカム似ているがマルチカムにあらず・・・・一種のトリビアです。
このGROMのパッチの由来も調べてみると、ポーランドの歴史と誇りを感じ取れます。

RED RIVER JPC clone



本当に自分でも良く手に入ったなぁと思います(笑)
近年のGROMではスタンダードとなりつつあるプレキャリで、HRでお借りしたときの心地よさに惹かれ
欲しいと思っていました。入手できなければToySoldier Eagleタイプ MMAC を買おうかと思っていました。
じかしこれから地獄のポーチが始まるとなるとちょっと億劫になりますね・・・・・ポーランド製ギアメーカーのコンタクトは一苦労ですし
ただEagleがGROMの間でも広まっているので、Eagleポーチを買うのも手です。

なおEagle MMACはGROMで使用されているので、問題なく使用できます。



HK416



当初はえむよん!系列の銃器なんて持つか!!11!!と息巻いていましたが
あっさりと陥落しました・・・おおCRSよ、陥落してしまうとは情けない
VFC HK416 with 10 inch barrelです。
GROMでは90%の確率で10インチバレルを選択しています、これがJWK(ポーランド特殊部隊の一つ)との相違ポイントでもあります。

銃器構成は

MAGPUL MBUS2 レプリカ
EO-tech 551 レプリカ
G&P PEQ-15A/DBAL-A 2レプリカ
SUREFIRE M952V レプリカ
MAGPUL Angled Fore Grip 2 レプリカ
純正ストック
ハイダーはEXCEL先生作のイカ娘ハイダーですwwwww

定番のGROM構成です、サイトはAOCGやELCANもありますがとりあえずはこれで
しかしAKと比較すると本当にリロードが楽ですね!!!いや本当に!!!!!

まだまだGROM装備と言える程ではありませんが、着実に集めて行きたいですね。
現在の目標は、RED RIVER  ブラストベルトクローンです。ダイレクトアクションを重視するGROMには欠かせないアイテムですので!




Jednostka Wojskowa GROM

  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:14Comments(0)雷道

2014年11月30日

ロシアで使われる米国製品

ロシアで使われている米国製品は、暗視装置の他にも
米軍特殊部隊ではスタンダードになりつつある
OPS-COREやCrye Precisionが使われております。

Adaptive Vest System(AVS)
(これが一番ビックリしましたけどね 米国ではまだまだ見ないモノなのに)



GunClip™



OPS-CORE



前置きが長くなりましたが、本題はOPS-COREやCrye Precisionではありません。
2014年クリミア危機の際にロシア連邦軍礼儀正しい人達がクリミア各地を制圧し続けていました。
その中でもベルベク空軍基地を襲撃し、立て篭もるウクライナ軍兵士に退去を求める光景が世界中に報道されました。

クリミアのウクライナ空軍基地をロシア軍が制圧、2人負傷
http://www.afpbb.com/articles/-/3010818?pid=13379413



ロシアの報道やSNSを参照しても、このベルベク空軍基地を襲撃したのは、新設されたばかりの
Силы специальных операций (ССО)訳:特殊作戦軍と言われております。
確定情報ではないですが、21世紀の軍事紛争する対応する部隊として創設された部隊であり
今回の騒乱がまさに紛争地帯であることから投入されたのが、特殊作戦軍可能性は非常に高いものと思われます。

ベルベク空軍基地を襲撃したのは、2チームで構成されています。

1チーム BTR-82の支援を受けた軽装部隊



2チーム シールド、ボディアーマーを着用した重装備部隊



突入のタイミングがほぼ同じであることから、重装備部隊がウクライナ軍との交渉(武力衝突に備えて)を担当し
軽装部隊がウクライナ軍兵士の包囲を担当したものと推測します。

さてこの重装備部隊が、何とDigital Concealment Systems社が開発したA-TACS FGを装着しているのが
世界中のロシア軍マニアを沸かせました、それまでマルチカムやら雑多な迷彩服を着用した彼らが
何故わざわざをA-TACS FGを・・・と

彼らが着用しているA-TACS FGを製造しているのが、またマイナーなメーカーで
TACTICAL PERFORMANCE社製

A-TACS FG TACTICAL COMBAT SHIRT (TCS) GEN II
A-TACS FG TACTICAL COMBAT PANTS (TCP)

です



コンシャツにはこのメーカー独自のパッドがあり、肘と肩周りにパッドが装着されています。
袖にはファスナー付きポケットが存在します。



コンバットパンツもこのメーカー独自のパッドが装着されています。



彼らが着用しているアーマーは6B43と呼称されています。
MOLLE及びクイックリリース機能(落水時や負傷時にワンタッチでアーマーを分解する機能)が
備えられた最新型モデルです。
着用しているブーツはLowa Zephyr HI TF greenだと思われますが、確証が持てません。
ヘルメットは6B7-1Mです、今回の騒乱で6B7-1Mの着用例が数多く見られました。



来年度は、彼らの再現を目指して頑張りたいと思います。



余談

TACTICAL PERFORMANCE社製
COMBAT SHIRT (TCS) GEN II・TACTICAL COMBAT PANTS (TCP)のマルチカムは
ロシア連邦麻薬流通監督庁主催の射撃大会に参加した、ロシア連邦保安庁所属の特殊部隊
アルファ(Альфа)隊員が着用しているのが確認できます。
何故わざわざこんなマイナーなメーカーを???

  
Posted by CRS@空挺軍 at 22:28Comments(3)軍装

2014年11月15日

掃討作戦におけるシールド運用

ロシアの近接戦闘についての独り言
http://ae119271.militaryblog.jp/e604561.html

ロシア(連邦保安庁)の近接戦闘についての独り言(その2)
http://ae119271.militaryblog.jp/e604816.html

私の言いたいことは大体書かれてしまったので、私は彼らが多様するシールド運用について書きたいと思います。

こうした掃討作戦におけるシールドは、下記のが使われることが多いです。
(他にもありますが、割愛します)

FORT Fakel-KF



Fort Vant



FORT Vant-LM



シールドにある赤丸や赤四角は「視線&射線誘導用」です。
テロリストにわざと射撃をシールドに誘発させるものです。

また近接戦闘に欠かせない、フラッシュライトをシールドに装着していること多いですね。
夜間作戦時の光源、目潰し目的用として運用されています。
Zenitというメーカーが対応ライトを製造しています。
ライト本数としては3~5本まであり、ストロボ機能もあります。



掃討作戦において、シールドを用いての運用戦術としては3つあります

① 近接戦闘時の防護 

シールド運用における主目的ですね、西側と違い速さが重要視されずに着実に進めて行きます。
また反撃にあってもシールドのお陰で問題なく行動できます、ここで重要となるのが前述した
視線&射線誘導用である赤丸や赤四角マークです、それまで散々攻撃を受けたテロリストには
最早正確な判断が出来る余裕もなく、つい見かけたら射撃したくなるマークに発砲してしまうことが多いものと推測します。
また自爆(爆薬&手榴弾)攻撃でもシールドがあるお陰で、最小限度に押さえられるものと推測できましょう。



② 射撃位置の確保 

テロリストが潜伏する場所はアパートや一軒屋ですが、どうしても有効な射撃位置を確保することは難しいことがあります。
かと言ってテロリストの射撃に晒されたくありません。そこで射撃位置の確保のためにシールド手が射撃手を
有効な射撃位置まで、テロリストの射撃から防護する運用を取っています。

GM-94グレネードランチャー及び各種ロケットランチャーの射撃手を防護しているのが、掃討作戦で見受けられます。



③ 簡易防護壁 

テロリストが潜伏する場所の直近にある建物を攻撃拠点として借用?する時もあります。
この場合窓から射撃することもありますが、反撃に備えてシールドを簡易防護壁として設置しています。
また待機中においても簡易防護壁としてシールドは機能しますね。



掃討作戦におけるシールド運用について知って頂ければ幸いです。  
Posted by CRS@空挺軍 at 21:47Comments(0)情報源

2014年11月05日

南オセチア紛争時のゴーグル

南オセチア勃発から6年経ちましたが、ずっと悩んでいたことがありました・・・・
その悩みとは、紛争時にロシア連邦軍兵士が装着しているゴーグルです。



紛争以前のロシア連邦軍でも、こんなゴーグルを装着している兵士は見たこと無かったですし、紛争後ではまったく見ることなかった
ゴーグルですが、ようやく確証を持って答える資料等が揃えることができました。

このゴーグルの正体は!!

米軍官給品ダストゴーグルでした!





レンズの色と形状、レンズの止め具が、まさに米軍官給品ダストゴーグルであるので確定しました。
上記画像のように、米軍官給品ダストゴーグルは、ゴーグル本体にスモークレンズ、クリアレンズが同封されております。
状況に応じて、交換することが可能です。

グルジア軍に米軍製品が採用されていたので、ロシア連邦軍兵士はグルジア軍の基地等を襲撃した際に
こうしたゴーグルも鹵獲運用したものと推測しております。

何故彼らはこのゴーグルを鹵獲運用したのか?
実はこうしたダストゴーグルは、紛争前のロシア連邦軍では制式採用されておりませんでした。
画像や動画を見ると、かなり砂埃が酷く車輛の上に搭乗する兵士にとっては辛いものであるため
ゴーグルを鹵獲し、自信の目を保護するために着用したのでしょう。

その後ロシア連邦軍は、ダストゴーグルを制式採用し6B34と命名しました。
その初期型(第一世代とも言いますか)は、米軍官給品ダストゴーグルと構造が良く似ています。
制式採用したのは、やはり南オセチア紛争の現場からの意見があったものだと推測しています。

比較検討

正面

左:6B34
右:米軍官給品ダストゴーグル




こう比較すると米軍は丸みを帯びた形状に対し、ロシアは角ばった印象を受けます。
箱もロシアではわざわざプラスチックケースです、対して米軍のは紙箱です。
6B34もレンズ交換可能だと思われますが、換えレンズが入手できていませんので検討不可です。

後面

左:6B34
右:米軍官給品ダストゴーグル




ゴーグル上部構造及びベンチレーターの位置が似ています。やはり製造に辺りに参考にしたものと推測できますね。

細部

米軍官給品ダストゴーグル



6B34



米軍官給品ダストゴーグルではゴーグル内部にメッシュ加工が施されておりますが、逆に6B34はメッシュ加工が施されておりません。
ベンチレーター位置も同じようなところにあります。

とこのように意外なモノが使われ、その効果が現場で証明されたこと受け、制式採用されたという興味深い事実が明らかになりました。  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:52Comments(0)軍装

2014年11月03日

ALPHA WAS HERE

ALPHA WAS HERE

米帝特殊作戦軍と連邦保安庁の合同訓練「ヤラセ2014」に遠路遥々遠征してきました!!

米露合同訓練「ヤラセ2014」 (その1)
http://ae119271.militaryblog.jp/e601951.html

え?温泉旅行はどうしたかって?




それはさておき、ついに最新 ФСБ ЦСН Альфа !! ですよ!!



(なおこの写真において、私はニーパッドを上下逆にしている恥ずかしい失敗をしていますwww orz )



最新アルファ装備でバシッと決めてみました、個人的にはポーチの不足&配置に妥協したところがありますが
これから随時揃えていきます。バカーチン少尉氏ともに話しましたが
「なんでわざわざWarrior Assault Systems DCSを使うんだろう?」と再度疑問が湧いてきましたよ。

正面アップ



装着しているAKマグポーチはHSGI TACOではなくロシア製のTACOコピーですww



本家より装着が楽々でしたね、
本家のピストルポーチを買った時は地獄をみました・・・なんで装着するのにラジオペンチがいるのかと(ry

Task Force US&RU

U.S.Army Special Forces Operational Detachment-Alpha
United States Air Force Pararescue
ФСБ ЦСН Альфа






夜間作戦



次回はダミーのAN/PVS-14を装着して撮影したいですね。
アルファにおいてて暗視装置類は、今の所AN/PVS-14のような単眼が主流です
(もっともAN/PSQ-20を使っている関係上、AN/PVS-15 やGPNVG-18等を使う可能性も否定できませんが)




室内突入訓練

扉を蹴って突入したかったのですよ!!! やっと夢が叶いました!!!



この度は、ホスト役を務めてくれましたバカーチン少尉氏は誠に感謝しております。
また一緒に作戦行動を行ってくれましたODA&PJの方々ありがとうございました。
とても楽しいひと時を過ごせました!!

また来年も九州の地を踏みたと思います、その時はポーランドかもしれませんしロシアかもしれません(笑)  
Posted by CRS@空挺軍 at 21:52Comments(0)サバゲ

2014年10月20日

C3部友の会

C3部友の会に参加してきました。



(さんそう氏 提供)

ステラ女学院高等科C3部ではなく、その正体は!!!




Caliber 3 - Counter Terror and Security Academy



タクトレと言えば、クリス・コスタに代表されるアメリカ式タクティカル・トレーニングですが
今回は、イスラエル式タクティカル・トレーニングを学ぶために行きました。
Caliber 3はイスラエル式タクティカル・トレーニングを教える訓練学校です。
講師の方はNETARAW氏、実際にCaliber 3に赴き訓練講習を受けてきた方です。



装備構成



タクティカル・トレーニング風?なスタイルです。
やはりプレキャリのありがたさが良くわかりますね。

元ネタもございまして、IPSCロシア支部 主催の特殊部隊員向けの競技会 大会名 「礼儀正しい人達」に参加した
OMON隊員です(大会名はツッコミ禁止)





「DNA - Daily News Agency」執筆者
dna_chaka氏ともお会いできました。
氏のニュースサイトは銃器関連では非常に面白い記事を書いてくださり、楽しみにしております。




講習風景 (まかろす氏・さんそう氏 提供)



正直に言います、是非とも講習を受けてみてください!
ここでは言い表せない程充実し、イスラエル式タクティカル・トレーニングの真髄を感じる取ることが出来ました。
アメリカ式タクティカル・トレーニングとは思想から違います。
銃の取り扱い方、射撃ポジション、コーナーの処理・・・・目から鱗な体験でした。

第2回目もあるのであれば、次回も参加してみたいと思います。


  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:39Comments(0)訓練

2014年10月13日

GROM WAS HERE!!!!

GROM WAS HERE

HEART ROCK 5th Anniversary 英軍特殊部隊 ポーランドSF GROMとして参加しました!!



(さんそう氏 提供)

参加された皆様お疲れ様でした! 
快く参加を認めてくださった部隊長のヘンノ氏、装備をお貸しくださった魔肖fujiwarą氏・EO氏には深く感謝しております。
この場を借りて感謝致します。

当時の装備構成は魔肖fujiwarą氏セレクトによるものです。




当日の装備



マグポーチをホルスター代わりにするのは動きやすく良かったですね。
JPCプレートキャリア(コピー)も装着すると、異次元の動きやすさで感動致しました。
このセットアップはマルチカム一色では無いところがミソです。
開会式の途中でベルトがずれて大変でしたが、再セットするとまったくずれませんでした。

JPCプレートキャリア(コピー)は何時か入手したいですね!


ポーランドSF JWK&GROM(魔肖fujiwarą氏 提供)



ポーランドSF 警戒中(CPTyama氏 提供)


  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:38Comments(0)ハートロック 2014

2014年10月09日

ハートロック 2014




この度 ハートロック2014ポーランド軍特殊部隊 GROMとして参加することになりました!! 
ハートロックは前々から参加したかったので楽しみです!  
Posted by CRS@空挺軍 at 00:21Comments(0)サバゲ

2014年10月02日

Splav Track goggles

Splav Track ゴーグル Osprey&Kite を入手しました!!

Osprey



Kite



左:Osprey
右:Kite



フレームが大きく違うのが特徴的です。特にKiteはフレームベンチレーションがあります。
どのゴーグルも交換レンズが入っており、使い分けすることが可能です。

Splav Track ゴーグル シリーズにはHawkがあります。



Splav Track goggles が一番有名になったのは
何と言っても2014年2月以降クリミア半島に展開した礼儀正しい人達でしょうね。
特に着用が目立ったのが、Ospreyです



誰がどう見てもロシア連邦軍兵士です 本当にありがとうございました

わざわざ官給品である6B34ゴーグルが存在するのに、こうした民間品のゴーグルを装着するのは
よく解らないところではありますが・・・この騒動以降連邦軍でのゴーグル・グローブ類の着用が目立ち始めました。

もし官給品として採用されたならば、ロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局(GRAU)インデックス(コード)を割り当てるはずです。
SPLAVゴーグルがGRAUインデックス(コード)を与えられたという話はまだ聞いたことがないので
本当に官給品ではなく、納入しているだけに過ぎないと考えています。

兵士が個人で買うのか、部隊で纏めて買って支給しているのか不明ですが・・・

数が少ないですがHawk確認されています。




集団安全保障条約 集団緊急展開軍 演習"Взаимодействие-2014" に第31独立親衛空挺旅団が参加した時には
Kite着用していました。



今回のクリミア騒乱以降のSPLAV製品には着目していきたいところですね。


余談

上記でも述べたように2014年2月以降クリミア半島に展開したロシア連邦軍兵士達は、ロシア圏では礼儀正しい人達(丁寧な人)と呼ばれており
これ幸いと軍のイメージを向上させようと色々と動いています。

軍の新イメージ「丁寧な人」

一番笑ったのが礼儀正しい人達記念日を作ろうと話です(笑)

За день вежливости

礼儀正しい人達(丁寧な人)のグッズも大好評であり、こういうファン?パッチが出回っております。
よくパッチは兵士と猫のワンセットで描かれることが多いです(私もちゃっかり入手しましたが)



兵士と猫のワンセットなのは、この画像のお陰では無く



この画像が元ネタです。



Спасибо что я больше не кит!(ありがとう、これでもうクジラじゃなくなったよ!)

というフレーズのためです。
китはロシア語ではネコなのですが、ウクライナ語ではクジラを意味になってしまうのです。
礼儀正しい人達がクリミアに展開し、ロシアに併合されロシア語圏となったため
ネコが彼らに感謝している(ロシア語圏に戻ったという喜び)を表している画像なのです。
このフレーズはロシア人達の間で深く浸透し、兵士と猫のワンセットのグッズが溢れるようになったのです。

  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:32Comments(1)軍装

2014年09月30日

6B11-3・6sh92-3

ロシア海軍歩兵部隊にて着用が多く見られた

ボディアーマー  6B11-3
アサルトベスト  6sh92-3

を入手しました




ロシア空挺軍(ВДВ)極東特派員 Hans Reichardt氏のブログに詳しく解説されております。

ZAO Artess 6Sh92-3(6Ш92-3)
ZAO Artess 6B11-3(6Б11-3)

6B7・6B11-3・6sh92-3の装備構成は、デジタルフローラ迷彩服に移行する前の海軍歩兵部隊に幅広く使われていました。
陸軍や空挺軍と違い、海軍歩兵の装備構成は独特の基準があるみたいですね。



そして長年の夢だった6B7・6B11-3・6sh92-3の装備構成が完成しました・・・感無量です。


  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:29Comments(0)軍装

2014年09月30日

AK用光学照準器の訂正

以前

ロシア連邦軍で使用されるAK用光学照準器
http://mountain3433.militaryblog.jp/e434553.html

ホログラフィックサイトと言えば
ロシアでもホログラフィックサイトを製造していることは殆ど知られておりません。
ロシア連邦軍用歩兵戦闘システム“ラートニク”にて試験されています。


と書きましたが、このКречетサイトは
коллиматорный прицел(コリメーターサイト)所謂ドットサイトでした 訂正してお詫び申し上げます。




ご指摘頂きました Українаに魅せられてのくまのり氏に
深く感謝致します。

くまのり氏はウクライナ装備の第一人者でもあり今後のさらなる活躍が期待される方です。


  
Posted by CRS@空挺軍 at 23:06Comments(0)情報源

2014年09月24日

官給フローラパナマ 新旧

フローラパナマを2種類入手できました、市場にある民間モデルではなく
官給モデルとなります。



止め具がある方が旧型、擬装用ループ上にボタンがあるのを新型と当ブログでは区別付けます。

パナマ自体は旧ソ連軍から採用されており、アフガン紛争に従軍したGRUスペツナズ隊員も
言うまでもなく最良の熱帯帽の一つ」とのコメントを残しています。

このような経緯もあり、ロシア連邦軍になってからもパナマは採用され続けています。

この官給フラーラパナマを初めて見たのは、発足時の第34山岳旅団の演習でした。



彼らが着用しているのサングラスは外国製のものです。この頃から連邦軍でも海外製が浸透しつつありました。
自国内で生産するよりも買った方が早く、なおかつ実績もあるという典型例でもありますね。

そしてようやくこの組み合わせを再現することができました・・・




官給フラーラパナマ旧型の特徴は、止め具を用いて耳だしを行うことが可能な作りです。



新型が出ても以前として旧型の着用者もいます。



官給フラーラパナマ新型の特徴は・・・これと言った特徴は無いですね。
しいて言うならば著名装備メーカーであるSSO社のBoonie MDLが元デザインである可能性が高いです。




官給フラーラパナマ新型の現場事例




パナマの色は旧型であるフローラ迷彩色ですが、2012年に発行された軍服着装規定書にはなんと
デジタルフローラ迷彩パナマも存在しますが・・・まだ見たことがありません

最後に動画を紹介しておきます、ロシア・トゥデイ(国営ニュース専門局)による第34山岳旅団取材動画です。
デジタルフローラ迷彩全盛期の時代に、まだフローラ迷彩服を使い続けています。
また訓練や装備についても参考になり、必見の動画です。












  
Posted by CRS@空挺軍 at 01:41Comments(0)軍装

2014年09月19日

Zenit ДТК -4 (DTK-4)

Zenit ДТК -4 (DTK-4)サプレッサー レプリカを入手しました。



基本的な情報は、syavo氏のブログをご参照願います。

DTK-4 "Kochevnik" サプレッサー レプリカ

実はこのサプレッサー レプリカを注文する前に、豚マーブル氏
協力をお願いし、サプレッサー レプリカを製作して頂きました!!この場をお借りしてお礼申し上げます。



どちらとも出来が良いので塗装して、装着したいと考えております!!

ここで話題を変えまして・・・

ロシア連邦の特殊部隊におけるサプレッサー運用例について私なりの見解を述べてみたいと思います。

暗視装置等を装着した場合の発射音と閃光を軽減するために装着されることもあります。



ただ装着事例として多いのが、近年ロシア連邦の特殊部隊の基本戦術であるシールドを使った場合です。
Vant-VMシールドは良く考えられたもので、ツーマンセル&スリーマンセル時には後方の隊員が
射撃しやすい形となっています。このシールドが多く見られるのも当然のことでしょうね。



こうしたシールド戦術の欠点としては、下記の画像のようにツーマンセルを行うと、後ろの隊員の銃口がシールド手の顔付近(!)となり
発射音と閃光と燃焼ガス等が傍で炸裂することになり、ヘルメットや耳栓などで防護しても相当なダメージとなります。



初めからサプレッサー内蔵武器を使えば問題は無さそうですが・・・



そうも行かない場合はサプレッサーを装着し、シールド手を発射音と閃光と燃焼ガス等から守る必要があります。
射手としても発射音と閃光を低減させることも出来ますね。






Zenit社製のサプレッサーを使用するのは、連邦保安庁・内務省等の部隊だけです。
対する連邦軍は?と言うと昔から存在し、効果も実証済みであるPBS-1やVal・VSSを使用し続けており
Zenit社製のサプレッサーにはあまり興味を示していないと考えております。
連邦保安庁・内務省等ような任務をやることも少ないでしょうしね
(近年は専門の部隊を設立及び訓練を行っていることから、意識はしているでしょうが)
ただマズルブレーキを変更しているケースもあることから、個人の好みで変更しているものと推測しています。

現時点ではZenit社製のサプレッサーは、連邦保安庁・内務省等の組織に限定されると判断するしだいです。




シールド戦術の訓練動画







最後のは訓練・・・?なんでしょうね たぶん(ロシアはこういうのが目立ちます)  
Posted by CRS@空挺軍 at 21:39Comments(2)AKタクティカル