スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月24日

官給フローラパナマ 新旧

フローラパナマを2種類入手できました、市場にある民間モデルではなく
官給モデルとなります。



止め具がある方が旧型、擬装用ループ上にボタンがあるのを新型と当ブログでは区別付けます。

パナマ自体は旧ソ連軍から採用されており、アフガン紛争に従軍したGRUスペツナズ隊員も
言うまでもなく最良の熱帯帽の一つ」とのコメントを残しています。

このような経緯もあり、ロシア連邦軍になってからもパナマは採用され続けています。

この官給フラーラパナマを初めて見たのは、発足時の第34山岳旅団の演習でした。



彼らが着用しているのサングラスは外国製のものです。この頃から連邦軍でも海外製が浸透しつつありました。
自国内で生産するよりも買った方が早く、なおかつ実績もあるという典型例でもありますね。

そしてようやくこの組み合わせを再現することができました・・・




官給フラーラパナマ旧型の特徴は、止め具を用いて耳だしを行うことが可能な作りです。



新型が出ても以前として旧型の着用者もいます。



官給フラーラパナマ新型の特徴は・・・これと言った特徴は無いですね。
しいて言うならば著名装備メーカーであるSSO社のBoonie MDLが元デザインである可能性が高いです。




官給フラーラパナマ新型の現場事例




パナマの色は旧型であるフローラ迷彩色ですが、2012年に発行された軍服着装規定書にはなんと
デジタルフローラ迷彩パナマも存在しますが・・・まだ見たことがありません

最後に動画を紹介しておきます、ロシア・トゥデイ(国営ニュース専門局)による第34山岳旅団取材動画です。
デジタルフローラ迷彩全盛期の時代に、まだフローラ迷彩服を使い続けています。
また訓練や装備についても参考になり、必見の動画です。












  
Posted by CRS@空挺軍 at 01:41Comments(0)軍装