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Posted by ミリタリーブログ at

2014年09月15日

GEARLOG 2 装備解説

GEARLOG 2 の装備について

ロシア連邦保安庁 特殊任務センター所属 特殊部隊(2000年代)




ヘルメット:Altyn helmet
アーマー:Fort Defender 2
衣服:SSO Partisan Suit(Old)
ベスト:SRVV  SPETZNAZ VEST(woodland camo)
靴:BUTEKS "KOBRA"

ヘルメット 

当時はこのAltynが支給されておりました、ただこのAltynも製造時期によるバリエーションがあるところが曲者です。

アーマー

この頃からFort社が納入を初めており、その後同庁所属特殊部隊での圧倒的シェアを確立させます。
Defender 2の他にもStorm-CTT やRedutも納入されております。

Russian SOF Gear – Defender 2 Armour
http://loadoutroom.com/8476/russian-sof-gear-defender-2-armour/

このページによれば、Fort社の設立には紛争の教訓による装備改善を図りたい
FSBのバックアップがあったようで、ベテランも装備の開発に関わっているみたいですね。
この背景があれば圧倒的なシェアも納得できます。

私のブログ画像が勝手に使われていますけどww


衣服

現在でもスタンダードの地位を確立しているSSO Partisan Suitの古い代物です。
裁断こそ同じですが、生地等がかなり違っています。
ここ最近は競合他社に押され気味ですが、同社の先見性は高く評価しています。

ベスト

今でこそSRVVは有名メーカーとなりましたが、当時はFSB向けにギアを提供する小規模メーカーでしかありませんでした。
私もこの事実を知った時は大変驚きました!2000年代の画像を見ると確かにSRVVの製品が使われております。
小規模メーカーだったのが、世界に名の知れる企業になったのも凄い話ですね。

SPETZNAZ VESTは今日でも生産されておりますが、私が今回着用しているのは旧型です。
タグが黒字に青文字なのが特徴的です、当時から英語表記というところがポイントです。





当時は海外メーカー製の登山靴が多く使われていたようです、任務上山岳地域も作戦行動範囲であることから
登山用ブーツを購入するのは自然の流れだと思います。特にCrispi社は登山靴を初め、様々なタイプの靴を製造しており
Saharaに代表されるように、市街地向きなブーツも購入してもおかしくないと私は考えております。

最後に腕に白布を巻いているのは、味方識別章です。
詳細は過去記事を参照願います。

2013/03/23
蛍光腕章


  
Posted by CRS@空挺軍 at 21:56Comments(2)軍装